こんにちはCoach-Mです。
今回は、桜花学園高校2年生ガード・横山智那美選手のプレーを解説します。
という疑問を持つ人は、解説をみて、プレー中の横山選手が
「どこを見て・何を基準に判断しているのか」
を学べます。
指導者なら、指導のポイントの参考になると思います。
横山選手の3つの上手さの秘密
横山選手の上手さは
横山選手の上手さの理由3点
①判断が良い
②視野を確保できるハンドリング
③リズムの変化
この3つの上手さが全国でもトップレベルです。
まずは解説動画を観てください。
①判断が良い
横山選手は、判断が非常に良いです。
バスケットは、「これが正解」というプレーはその瞬間で沢山あります。
正解の中には花マルもあれば◎もあるし、◯も△もあります。
彼女は「これをやる」という決めつけたプレーではなく
「相手がこう動いたからこうする」というふうにプレーをしています。
②視野を確保できるハンドリング
①の判断はバスケットの場合「視覚情報」から生まれます。
自分の相手、味方の位置、ヘルプの位置、フロアバランスなどを見なければ判断はできません。
横山選手のドリブルは非常に特徴的で、ボールが手についている時間が人より長いです。
それはダブルドリブルではありません。ポケットドリブルというスキルです。
手にボールがついている時間が長いので、ドリブルしながらパスも相手のスティールをかわすこともできます。
ポケットドリブルについてはこちらから。
③リズムの変化
横山選手は、相手を抜く前と抜く瞬間、抜いた後にドリブルのリズムが変化します。
フィニッシュが決まらないプレーヤーにありがちなのは、抜いた後そのままのスピードでゴールに突っ込んでシュートを外してくることです。
しかし横山選手は、自分のマークマンを抜いた後にリズムを変化させて次のディフェンスとも駆け引きをします。
ヘルプが出てきたらパス
ヘルプが出てこなかったら自分
そういうシンプルなプレーができるのも次を予測しながらのリズムの変化によるものです。
まとめ
横山選手のプレーは、バスケットのお手本になります。
ドリブルのリズムを変化させながら周りを観察し、味方と相手を見てbetterな判断をする。
ドライブもパスも選択できるポケットドリブルのスキルの高さも素晴らしい。
同世代には大阪薫英女学院の都野選手など、素晴らしい選手がいます。
都野選手のプレー解説はこちら。
いまから今年のウィンターカップが楽しみです。